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〒182-0022 東京都調布市国領町4-9-4 九曜国領駅前ビル1階

疾患

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

肩の痛みや上がりにくさでお悩みの方へ

「腕を上げようとすると肩に激痛が走る」「夜、肩が痛くて目が覚める」「背中のファスナーが上がらない」——これらは一般的に「五十肩・四十肩」と呼ばれる肩関節周囲炎の典型的な症状です。

放置すると肩の関節が癒着して固まってしまい(拘縮)、回復までに長い時間を要することがあります。当院では院長が現在の状態を的確に判断し、「自分で動かせる体を取り戻す」ことを最終的な目標に、医学的根拠に基づいた処置を行います。

肩関節周囲炎(五十肩)とは

肩の関節をスムーズに動かすための組織(関節包や腱など)に炎症が起き、強い痛みと動きの制限が現れる疾患です。40代から60代の方に多く、加齢による組織の変化や日々の負荷の蓄積が原因と考えられています。

炎症が強い「急性期」から、肩が固まる「慢性期(拘縮期)」へと段階的に移行するため、その時期に合った適切な医学的処置が重要です。治療の最終的な目標は、痛みを取るだけでなく、「自分の力で動かせる肩に戻ること」にあります。

※「レントゲンで異常なし」と言われたのに肩の痛みが続いている——という方は、肩関節周囲炎の可能性があります。レントゲンは骨の構造的な異常を確認するものであり、炎症による痛みは映し出されにくい性質があります。症状が続く場合はご相談ください。

院長による診断のプロセス

肩の痛みには、腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など、別の疾患が隠れていることも少なくありません。当院では院長が責任を持って以下の診断を行います。

1

専門医による身体所見の確認

肩をどの方向に動かすと痛むのか、どの角度で引っ掛かりが出るのかを医師が丁寧に診察します。痛みのポイントを特定し、炎症の強さと拘縮の程度を慎重に見極めます。

2

画像検査

● レントゲン検査

骨折・脱臼・石灰沈着の有無など、骨の構造的な異常を除外するために行います。ただし、レントゲンは骨の「静的な状態」を映し出すものであるため、現時点で生じている炎症の部位や「今なぜ痛いのか」という動的な痛みの所在を直接確認することは困難です。肩関節周囲炎では、レントゲン上に明らかな異常所見が現れにくい場合も多く、画像で「異常なし」と言われても痛みが続くことがあるのはそのためです。

● 超音波(エコー)検査【当院が特に重視する診断】

院長自らがエコーを操作し、腱板の状態・関節包の腫れに加え、血流の増加(炎症が起きている部位)をリアルタイムで確認します。「ここに血流がこんなにありますよ、炎症していますよ」と、画面を見ながら患者様に痛みの動態をその場でご説明するのが当院の診察スタイルです。「なぜ今この場所が痛いのか」を視覚的にご理解いただくことで、治療の方針と目標を患者様ご自身が納得した上で進めていただけます。

当院での治療・処置方針(医学的アプローチ)

当院の治療の目的は、「できる限り自分で動かせる体の状態を回復させること」です。院長による手術を用いない保存的治療を主軸とし、注射・薬物療法・関節授動を組み合わせながら、患者様が自分自身でセルフケアに取り組める状態を目指します。

関節内注射による炎症コントロール

急性期の強い炎症を抑えるために、関節内注射を行います。痛みの根本となる炎症をコントロールすることで、日常動作における負荷の軽減を図ります。

エコーガイド下での神経ブロックによる癒着剥離

超音波(エコー)で炎症の部位をリアルタイムに確認しながら、痛みの原因となっている箇所へ的確に薬液を注入します。注入した薬液が組織間に広がることで、炎症によって生じた癒着・絞扼(組織の締め付け)を剥離し、痛みの軽減と動きの改善を図ります。主に炎症期から拘縮の初期段階に適応します。

サイレントマニピュレーション(徒手的な関節授動術)

拘縮が著明に進み、関節包そのものが固まってしまった段階に適応する処置です。神経ブロックで十分に痛みを抑えた上で、院長が直接、徒手で関節を動かし、固まった関節包や周囲の組織を解放します。注射(薬液)ではなく「手技」によって拘縮に直接アプローチする点が、上記の癒着剥離とは異なります。処置後は回復した可動域を維持・拡大するための動作指導も行います。

専門的な薬物療法

炎症を抑える内服薬や、夜間の痛みを和らげるお薬などを、患者様の症状・体質・生活リズムに合わせて適切に処方します。

院長による生活・動作指導

「今は動かすべきか、休めるべきか」を医学的見地から判断し、ご自宅での適切な過ごし方や、痛みを悪化させない動作を直接アドバイスします。処置で得た可動域を、ご自身で維持・向上させていただくためのセルフケアもお伝えします。「自分の力で動かせる体」へ向けて、治療への積極的な姿勢が回復への取り組みをサポートします。

よくある質問

Q

受診のタイミングはいつが良いですか?

「肩が動かしにくくなった」「夜間の痛みで睡眠が妨げられている」「日常生活に支障が出ている」と感じた時点での受診をお勧めします。早期に炎症をコントロールし、拘縮が進む前に介入することで、「凍結肩」への移行を防ぎやすくなり、自分で動かせる状態への回復を目指しやすくなります。「いつかよくなるだろう」と長期間放置すると、固まった関節の解放に時間と処置を要することがあります。

Q

夜寝る時に肩が痛くて辛いです。

「夜間痛」は五十肩の大きな特徴です。当院では夜間の痛みを緩和するためのお薬処方や、痛みを出しにくい就寝時の姿勢指導など、日常生活の質を向上させるための提案を行います。また、エコー検査で炎症の程度を確認したうえで、注射や神経ブロックによる早期の痛みコントロールを図ることも可能です。

受診のご案内

調布市・国領周辺で、肩の痛みによって日常生活に支障を感じている方は、お気軽にご相談ください。「自分の力で動かせる体を取り戻したい」という意志をお持ちの方へ、丁寧な診察と的確な医療処置でサポートいたします。

お電話でのお問い合わせ


042-444-7600

監修者について

院長 清水敬修

院長 清水敬修

資格・専門資格

日本整形外科学会認定 整形外科専門医
医学博士
臨床経験20年以上

肩関節周囲炎をはじめとした肩関節疾患の診療に豊富な臨床経験を有する整形外科専門医です。患者様の症状の段階を丁寧に見極め、各時期に最適な医学的処置を提案することを心がけています。

「早く日常生活を取り戻したい」「自分で動かせる体に戻りたい」というご希望に応えるため、医学的根拠に基づいた診断と治療で、一人ひとりの患者さんをサポートします。


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